2019年、秋の文化祭イベント 「これがパラスポーツだ!」

毎年恒例のクピド・フェア主催の 
秋の文化祭イベント 「これがパラスポーツだ!」


池崎大輔さん 講演会・競技体験

2019/11/2 ㊏ 14:15 – 15:30

ウィルチェアーラクビー日本代表、
2018年 世界選手権優勝MVP 
岩見沢高等養護学校卒業

会場:クピド・フェア内大食堂 
入場無料


「WHO I AM」上映会

2019/11/2 ㊏ 13:00 – 13:50

WOWOW パラリンピック 
ドキュメンタリーシリーズ 
パラリンピックに舞い降りた
最強の不死鳥 ベアトリーチェ・ヴィオ

会場:クピド・フェア内大食堂 
入場無料


PARAPHOTO 写真解説

2019/11/2 ㊏ 13:50 –

PARAPHOTO 代表 佐々木延江さん、 
PARAPHOTO カメラマン 山下元気さんの写真解説

会場:クピド・フェア内大食堂 
入場無料


会場

クピド・フェア内大食堂 
北海道岩見沢市志文町301

交通のご案内

お車:
JR岩見沢駅より車で約15分
岩見沢インターチェンジ(夕張・栗山方面出口)より苫小牧方面へ1.3km

バス:
中央バス岩見沢ターミナル(R岩見沢駅隣)より栗山・長沼・三川・夕張行乗車、または志文団地線に乗車し、ふじ町2条2丁目下車

主催・お問い合わせ 

社会福祉法人クピド・フェア 
北海道岩見沢市志文町301 TEL.0126-23-1111 FAX.0126-22-5638


同時開催

パラフォト写真展

2019/11/1 ㊎ – 13 ㊌ 10:00 – 16:00

世界のパラスポーツ写真展

会場:アシリ・和來ギャラリー(岩見沢市志文町299-8) 
入場無料

パラフォト写真展
「パラスポーツで世界とつながろう!」

パラリンピックを知り知らせる NPO メディアとして 20 年。国内外のパラスポーツをファンの視点で取材・発信し てきました。メンバーは、プロの写真家、ジャーナリスト、アナウンサーから学生、主婦までいろいろ。障害のあ る人のスポーツに魅せられた人々によるメディア活動、パラスポーツの振興を目的として活動しています。 ウエブメディア「PARAPHOTO」は、フォトグラファ、ジャーナリストによるボランティアベースのウエブサイトで、 世界中で活躍する選手を追い伝えています。東京招致が始まり、2020 が決定(2013 年)してからは多くのマス コミが取材するようになり嬉しいような、アイドルが手の届かない存在になってしまったような寂しい想いもありま す。しかし私たちは 2020 後の社会を見つめて新たな活動を計画しています。例えば写真を見ない人とも楽しめ る展覧会のプロジェクトなど、障害のある人ない人の交わる社会づくりに役立ちたいと考えています。

今回の写真はアテネパラリンピック(2004 年)から、東京 2020 パラリンピックを控えた注目のパラ種目、そし て先月行われた車いすラグビーワールドチャレンジまでの選りすぐりのシーンを集めてみました。セレクトしている うちに、東京 2020 が北海道にも来るということに・・、パラリンピックはどうなるのか?気になりますが、急遽 ブラインドマラソンで世界記録を持っている道下美里選手の写真も追加しました。ぜひ、いろいろなシーンをご覧 になってください。

「パラリンピック・ムーブメント」について

オリンピック、ワールドカップサッカーに続く今や世界第3位の規模を誇るスポーツ大会となった「パラリンピック」。 『これがパラリンピックの世界!』と実感するのは、やはりセレモニーの華やかさ。
私たちが取材を始めたのは直近 20 年に過ぎないが、史上最高のクオリティと言われるロンドンパラリンピック (2012 年)に学ぶことは多い。ロンドンではオリンピックの終わる 4 日前「さあこれからが本番だ!」とパラリンピッ クにフォーカスしたキャンペーンが始まる。会場に来れない人々も街じゅうからパブリック・ビューイングの会場に
集まり開・閉会式に参加。むろん期間中の熱戦も見守った。 子供から親へ伝える「リバース・エデュケーション」戦略も功を奏し、チケットは完売。もっとも重要に思うのは「パ ラリンピックのレガシー」「パラリンピックムーブメント」の価値を開催地域の市民とともに世界に発信したことにあ ると思います。
IPC(国際パラリンピック委員会)の日本の窓口である JPC(日本障がい者スポーツ協会)の HP にも、それら(パ ラリンピックムーブメント)は、選手や競技関係者だけが担うのではない。気づき(インスピレーション)を得た誰 もが担うものである、とあります。受け入れる側の人々、開催都市(北海道も)の市民が大会成功のキーマンとな ることが重要なのだと思います。 どの都市・地域にもパラスポーツによる障害のある人との街づくりの可能性がある。開催都市となることで選手の 発掘、育成、強化に明確な目標を持つことになる。実際に、東京 2020 の現役主力選手には、2009 に東京で 地元開催されたアジアユースパラゲームズの日本代表を通じて初めて日本代表になった選手が多くいます。 2年に1度、夏・冬交互に開催されるパラリンピックの他にも、大陸ごと、競技ごと、障害ごとにも様々な(パラ)スポー ツがある。トップ選手ばかりが目立つかもしれないが、地域の理解があるからこそ世界で活躍する選手が育まれ ると思います。来年はぜひその最高峰の(東京 2020 の)機会を興味を持って味わってほしい。そして 2030 年 の札幌にむけ多様な議論を積み重ねていけるよう祈っています。

パラフォト代表・佐々木延江


会場配布パンフレット・展示内容、写真家プロフィールなど(PDF)


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